3年生の学活で、よくかんで食べることのよさについて一緒に探っていきました。

 授業の最初に、子どもたちに「よくかんで食べるよさは何ですか?」と問うと、「味がよくわかる!」「食べやすい!」「あごが発達する!」「栄養になる!」など、たくさんのよさを挙げていました。

 今回は、そのよさが「本当にそうなのか」「なぜそのような効果があるのか」を検証するため、かむことで「顔」や「口の中」がどのように変化するか観察を行いました。

 観察を通して、「あごが動くため、疲れる」「ほっぺの横(こめかみ)が動く」「かんでいる時に舌が動いている」「よくかまない場合とよくかむ場合を比べたら、同じ時間でもだ液のでてくる量が違う」など様々な気付きが挙がり、その観察力に驚かされました。

 実は、子どもたちが挙げた「動き」「だ液」がキーワードになります。

 よくかむことで顔が動き、筋肉や骨などが鍛えられ、さらには脳を刺激してくれます。また、だ液がよく出ることで、その効果を生かすことができます。このように、様々なよい効果が生まれてきます。(キーワードは、「ひみこのはがいーぜ」です。)

 子どもたちは、今日の授業を生かして、今後の食生活の目標を立てています。目標を達成できるように意識して取り組んでほしいと思います。