節分献立
~麦ごはん いわしのおかか煮 こんにゃくきんぴら けんちん汁 黒糖ビーンズ 牛乳 ~
検食簿より(検食とは、給食の安全性と味を確認するための事前の試食のことです)
「献立表に節分とそれぞれの食材との関連について述べられていましたが、こんにゃくは知りませんでした。こうして、食事と日本の伝統文化の関わりを知ることはよいことですね。どの献立もおいしく、これで一年元気に過ごせそうです。」
今日は節分献立として、節分にちなんだ食材を多く取り入れています。
いわし:「鬼は臭いものや煙を嫌う」とされ、焼いたいわしの頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺して玄関に飾る風習があります。
こんにゃく:「胃のほうき」とも呼ばれ、腸を掃除し、体内の毒素を排出すると考えられています。
豆:「魔(ま)を滅(め)する」という語呂合わせから、邪気を払う意味があります。
子どもたちに聞いてみると、「いわしを食べたよ!」「恵方巻きを食べたよ!」「豆まきをしたよ!」と、節分を楽しんでいる様子がうかがえました。
近年では恵方巻きが定番になっていますが、行事食を楽しむだけでなく、その由来や意味にも触れながら、食文化を大切にしてほしいと思います。