1月24日(金)から附属幼稚園年長さん向けに給食体験がはじまりました。3月7日(金)まで毎週金曜日に実施予定です。
事前に給食について話に行くと、子どもたちは興味津々で、話が終わるとさまざまな質問をしてくれました。
また、毎年おうちの方からは「給食が始まるのが少し不安です」という声をいただきます。附属幼稚園ではお弁当の生活が続いていたため、その不安は当然のことかもしれません。
しかし、幼稚園での給食1回目を迎えると、子どもたちはすぐにその不安を吹き飛ばしてくれます。
「〇〇〇がおいしいです!」「おかわりまだありますか?」といった嬉しそうな声が飛び交います。
もちろん、「〇〇がにがてです」「これはあまり食べることができないです。」という声もありますが、少しずつでも頑張って食べようとする姿が見られます。
給食を「自分たちで」取りに行き、「自分たちで」よそい、「自分たちで」運び、「自分」に合った量を考え、みんなと一緒に食べる。
今回、幼稚園の子どもたちには「自分」という言葉を何度も伝えました。
給食は、ただ食事をする場ではなく、自己指導能力を育む場でもあります。
自分で考え、自分で選び、自分で食べる――この積み重ねが、子どもたちの主体性や食への意識を高め、豊かな食体験につながっていくのではないかと思います。