1年生の教室をのぞくと、「創る科」の授業で『問題を見出す力』の学習に取り組んでいました。
写真にある「日の丸弁当」を見ながら、どのような点を改善すべきかを話し合っていて、「野菜が足りない」「お肉が少ない」「これでは力が出ない」などの『○○が足りない』という視点や、「ご飯の量が多すぎる」「塩分が多そう」といった『○○が多い』という視点に着目して考えていました。
これらの意見からは、子どもたちの中に「望ましい食事」のイメージが自然に根づいていることが伝わってきます。今までの生活の経験を通して、よい食事とは何かを無意識のうちに理解している証なのだと思います。
また、授業を見ながら、栄養バランスだけでなく塩分の量にも目を向けていたことには、正直驚かされました。
まだまだ食べる量や好き嫌いに左右されることもありますが、これからも、自分たちの理想とする食事について、給食の時間を通して考え続けほしいと思います。