あるクラスの子どもが献立表を見ながら、一言。
「12月9日は、ごはんではなく、なぜライスですか?なにか違うのですか?」
実は、作り方や材料は変わりません。
強いて言うなら名前だけです。
この日は洋食中心ということで「ライス」にしました。そのように説明すると納得したようで、「洋食のようにするには、配膳の仕方を変えてもよいね!」「毎週火曜日はライスだね!」など、会話がどんどん盛り上がりました。
名前を変えるといった少しの違いですが、子どもたちから問いが生まれ、いつもの給食を特別な献立へと変えるきっかけになりました。
言葉一つで食卓の雰囲気が変わり、自分たちで工夫を楽しもうとする姿に、名前がもつ力の大きさを改めて感じました。