現在、6年生の家庭科の授業で、食生活の基本となる「一食分の献立の考え方」について深める学習を行っています。今回は、子どもたちにとって最も身近な食事である「給食」を取り上げて考えていました。
毎日食べている給食の献立を考えるとき、どんなことを考えているのだろう?というテーマで話合いをしたところ、子どもたちからは驚くほど多様な視点が挙がりました。
『献立の組み合わせ』『産地(地域のもの)』『旬、季節のもの』『好み』『行事』『栄養のバランス』『色のバランス』『金額(予算)』『味付けのバランス』など普段の給食からよく見ていてうれしく思います。
給食は『附属小学校の子どもたち』のために作っています。そして、「栄養バランス」という土台の上に、『生きた教材』としての役割を担っています。この視点を基に、子どもたちが給食の時間をさらに深く考え、食べる楽しさを広げてくれることを願っています。