6年生家庭科では、「ゆでる調理と炒める調理は何がちがうのだろう?」という問いを立て、学習を進めてきました。
そこで、調理実習として、ピーマン、キャベツ、にんじんを使った「ゆで野菜」と「炒め野菜」の2種類を調理し、その違いを比較しました。
事前の予想では、子どもたちからは、「ゆでるよりは、炒めるのほうが食感が残っていると思う」「体積は、ゆでた方が小さいと思う」「味は、ゆでるとお湯に溶けて薄くなるかも」「炒めると油を使うから、味がしっかり分かりそう」 といった、これまでの経験に基づいた鋭い予想が多く挙がりました。
実際に自分たちの手で調理してみると、五感を通してのたくさんの気付きがありました。
『ゆでると全体的にやわらかくなり、いためた方は野菜のシャキシャキ感が残ります。』
『ゆでると焦げないけど、炒めると焦げやすい。』
『ゆでると水っぽく、あっさりした味になる。いためると油っぽく、こい味がする。』
補足として、「いためる調理は油を使うことで栄養の吸収がアップする」「ゆでると栄養が水に溶け出しやすい」など、栄養面の特性について話をしました。
学習の振り返りでは、「それぞれの調理法をどのように使い分けるか(目的に合わせて調理法を選ぶ)」について考えました。
「早く食べたいときなどは、炒め料理がよいと思います。おじいちゃんおばあちゃんに食べてもらう時には、やわらかくなるゆで料理がよいと思います。」「苦手な野菜などは香ばしくするために、炒め料理にしたいと思います。」「かたいものやきれいに形をのこしたいものは、ゆでるを使いたいです。」など、学んだことをこれからの生活にどう生かすか、一人一人が自分のこととして考えていました 。
次回は、朝食について学び、今回の学びを生かした朝ごはんの計画を立てていきたいと思います。
余談ですが、今回の実習では、「安全」と「協力」が大きなテーマでした。
火や包丁を扱う際、お互いに「火を使うよ」「次はこれをするよ」と細やかに声を掛け合う姿がいたるところで見られました。
その手際の良さとチームワークは、先日の運動会で発揮した団結力そのもの。班の仲間と息を合わせ、安全に配慮しながらテキパキと動く姿に、最高学年としての頼もしさを感じました。皆で協力して作り上げた料理の味は、格別だったようです。